パリ祭に寄せて。

いよいよ本格的な梅雨ですね。

昨日はパリ祭の音合わせでした。

今日からその音源に合わせての振付練習が一気に加速します。

さて、Facebookでパリ祭のページがあるのですが、そこで今年は記事を書かせていただきました。

もう今年で10年。月日が経つのは本当に早いです。

少しでも成長してればいいけど♫

せっかくなのでブログにも投稿させていただきます。

たくさんの出演者の方のお話や歴史なども読めるのでFacebookをしている方はぜひパリ祭のページ覗いてみてくださいね。

それでは懐かしい写真と共に。

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『パリ祭に寄せて⑯』 劉玉瑛

今年のパリ祭は 7月7・8日 公演両日に出演!

こんにちは 劉玉瑛です。

私が初めてパリ祭と出逢ったのは2005年でした。
師匠である風かおる先生が神戸のパリ祭に出演されていて、それで拝見したのが最初でした。

初めて見た時の印象は、なんて華やかでキラキラしていて、楽しくて素晴らしいんだと思いました。
歌を歌うだけでなく、皆さんがコーラスしたり踊ったり、シャンソンのイメージが良い意味でとても変わりました。
いつか自分もこんな華やかな舞台に立てたらいいなと夢を描いていました。

そんな中、翌年の第22回日本アマチュアシャンソンコンクールでグランプリをいただき、その副賞として神戸パリ祭に出演させていただくことになりました。

まさに夢が叶った瞬間でした。

しかもその時、ただ受賞曲を歌うだけではなく、ショーを見ているお客という設定で舞台に座って、皆さんの歌を間近でを聴くこともできました。

とっても贅沢な時間でした。

そのパリ祭の打ち上げで石井好子さんが「あなた東京に出てくる気ないの?出てきたらパリ祭に出てもらえるのに」
とおっしゃってくださり、益々夢は広がりました。

そして、それから3年後、

上京を決意し本当にパリ祭に出演することになりました。

それは、2009年 第47回パリ祭でした。

初めは緊張の連続。

何もわからずオロオロしている私に、先輩方が優しく声をかけてくださったり、親身に色々教えてくださいました。

パリ祭には若手のグループがあり、内部ではリーダーの名前に「組」をつけて呼んでいます。
その頃は「あみ組」そして「山本組」「小川組」を経て、今は「劉組」となりました。

「劉組」は、全員がたまたま日本アマチュアシャンソンコンクールのグランプリ受賞者で、2006年の私、07年のCATSUさん、08年の上村マキさんの3名です。

今年でパリ祭に出演して10年目。

パリ祭以外にもいろんなコンサートに出演させていただき、単独のホールコンサートもできるようになりました。

先輩方の背中を追いかけながら、後輩たちの目標になるような歌手になりたいなと思っています。

パリ祭は観ても聴いても楽しいコンサート。
老若男女を問わず、たくさんの方にご覧いただきシャンソンの魅力を存分に味わってほしいと思います。

今年はゲストとして2日間、ダニエル・ビダルさんが出演されます。
なんと地方公演では、ダニエルさんが歌われるパートをフランス語で私が歌うことになりました。

お話をいただいた時は、私で大丈夫かなと一瞬不安がよぎりましたが、せっかく声をかけてくださったのでその期待に応えたいと思い、「やらせてください!」と二つ返事。

リハーサルが始まる前に大野修平さん、パトリック・ヌジェさんにレッスンしていただきました。

まだまだブラッシュアップしないといけませんが、ぜひ機会があれば私が出演する、小田原、名古屋、岡山、せとだ、金沢のパリ祭にも足を運んでくださいね。

シャンソンの祭典、パリ祭。
今年のテーマは「巴里のジャポニスム/Le japonisme à Paris」

写真は
①2017年パリ祭
②2017年パリ祭
③日本アマチュアシャンソンコンクール 石井好子さん
④日本アマチュアシャンソンコンクール
⑤風かおる先生と
⑥2016年劉玉瑛コンサート
⑦2009年パリ祭
⑧2009年パリ祭

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いかがでしたか?

それにしても懐かしい写真を見つけていただいて(笑)

若いですね、10年前^_^

永六輔さんもお元気な頃。

この初出演のパリ祭が、石井好子さんの最後のパリ祭のステージになりました。

一度でも同じ出演者として舞台に立てたことを誇りに思います。

さ!

今日も一日リハーサル頑張ります!!